こんにちは。
皆さんはクラウドワークスやランサーズをご存知でしょうか。
個人・法人問わず、業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができるお仕事マッチングサイトです。
フリーランスを目指す人たちでしたら、通る道ではないかと思います。
私ももちろん登録し、フリーランスを目指してAi学習を進めながら、これらのプラットフォームより仕事へ応募しています。
ちなみに、登録はgoogleアカウントなどで可能ですので簡単です。
仕事の数はたくさんあるのですが、なかなか受注できないもので、聞くところによると10件応募して1件決まるかどうかという感じだそうです。
なので、唯一コツはたくさん応募すること。
あ、きちんとしたポートフォリオを用意した上での話ですね。
私の場合はポートフォリオを作る前に応募してしまっていましたが、(後から作りました)なんと初めてのお仕事を受注できたのです。
AIを使った初めての仕事
初めて受注をいただけた仕事は、日本賞賛系YouTube台本のリライトでした。
「日本のこんなところが外国人からすると驚愕する」というような内容の参考YouTube動画をリライトするというもので、内容はさまざまです。
仕事の流れは
受注 → 参考動画と記入のフォーマット等受領 → まずは参考動画の文字起こし(Gladia 使用)→
マニュアルに沿ってリライト(ChatGP使用) → 文字数カウント(Sundry Streetの文字数カウント) →
リサーチして(Genspark)追記(ChatGP使用) → 文字数カウント(Sundry Streetの文字数カウント) →
フォーマットへコピペとセル内文字数合わせ(Cottpicテキスト改行ツール)→ 提出→ フィードバック→
修正、提出
注)有料(課金)、無料
こんな感じでしょうか。
課金が必要だったのはChatGPTだけでした。リライトの仕事はこれくらいのツールで仕事できると思います。
最後に使用ツールをまとめておきます。
いろんなAIや便利ツールに慣れてくると楽になってきます。
ただ、一番大変なのはやはり確認作業なのです。ここ一番時間がかかります。結構考えます。
そんなお仕事でした。担当の方が優しい方でフィードバックも適切だったので、勉強になりました。
話は逸れますが、そこで思ったことがあります。なぜ、同じような動画を大量生産する必要があるのか?
リライトってなんのためにしているんだろうか?ということです。
答えは競争でした。YouTubeにはいろんな部門があり、そこでの順位を上げるために競っているのだそうです。
何気なく見ていたYouTubeもいろいろあるんですねぇなんて思っていたわけですが、AIを使うこと以外にあまり楽しいとは思わないお仕事でした。すみません。
ちなみに、YouTubeの時間経過のバーにカーソルを当てると波のようなものが出てきて、この波が高い部分が視聴率が高いそうです。私は初めて知りました。(参考までに)
リライトの仕事で得たもの
ライティングから学ぶことはたくさんあり、いろんなことに役立つなと実感しました。
このお仕事は継続でいただけたので、徐々に慣れていきました。
そして、慣れていくたびに、自分のライティング能力の低さに気付かされました。
最初はAIすごい!という思だけでしたが、自分の表現力や、文章力はこれでいいのだろうかと考えさせられるようになりました。
文章を書くこと自体は、他のお仕事でもお仕事以外でもたくさんあります。
その時々で適切な説明ができていただろうか。
おかしな文章を書いてはいなかっただろうか。
正直にいうと、読書が好きだし、書くことも好きでした。だからこそ考えたのかもかもしれません。
そして、できていなかっただろうと思います。
読みやすい文章、人を惹きつける文章、分かりやすい説明文とはどんなものか。
「てにおは」がきちんと使われているだけでなく、起承転結などの構成、文末表記、同じ表現が連続していないかなどの表現方法だけでなく、読み手にとってわかりやすい文章とはどういうものなのか、ますます気を遣いながらのライティングをしていこうと思わされた良いお仕事でした。
特に、文章構成については、普段資料作成をするときにも意識していないことでした。
YouTube台本の場合は、導入部、本編(具体例など)、まとめ・考察、エンディングのようになっていることが多く、視聴者を惹きつける仕組みがあるのです。起承転結に少し似ている感じです。
また文章構成はたくさんあり、その組み合わせでできていることもあります。
今回勉強になった多くの文章構成を備忘録として残しておきます。
PREP法(特にプレゼンテーションやビジネス文書で効果的)
- Point(結論): 最初に主張や結論を述べる。
- Reason(理由): 結論に至った理由を説明する。
- Example(具体例): 理由を裏付ける具体的な例を挙げる。
- Point(結論): 最後に再度結論を強調する。
5段階法(論理的な説明が必要なとき)
- 導入: テーマや問題提起を行う。
- 背景: 問題の背景や関連情報を提供する。
- 本論: 主な議論や分析を行う。
- 反論: 反対意見や異なる視点を考慮する。
- 結論: 最終的な結論や提案をまとめる。
起承転結(結論を最初に言わないことで視聴者の興味を引く効果があります)
- 起: テーマや背景を提示
- 承: そのテーマに関連する情報を詳述
- 転: 予想外の展開や問題提起を行う
- 結: 最後に結論を述べる
ストーリー型ライティング
- フック:とりあえずで引き込む部分
- 導入:背景説明
- 問題提起:対立や葛藤の提案
- 展開:行動と挑戦
- クライマックス:転機
- 結果:解決とまとめ
- クロージング:残り韻を考える終わり方
三幕構成
- 第一幕:既定〜設定
- 第二幕:対立・混乱
- 第三幕:解決・結論
PASONAの法則
- P:問題・問題引き上げ
- A:アジテーション・揺さぶり
- S:Solution・解決策
- O:提案・提案
- N:絞り込み・絞り込み
- A:Action・行動喚起
奥深いです。
この仕事で使ったAIと便利ツール
ChatGPT4o | 文章のリライトに使用 |
Gladia(無料) | 動画の文字起しに使用 |
Genspark(無料) | 関連リサーチに使用 |
SS文字カウント(無料) | 文字数のカウントに使用 |
文字数改行ツール(無料) | スプレドシートへの転機の際に1セルの文字数を指定されたのでその改行に使用 |
どれもとても便利でした。
機会があれば詳しく触れていきたいと思います。
ではまた!